熊谷市は快晴日数が日本一であるだけでなく、日本の中でも突出して夏の気温が高く、40度を超えるような猛暑日が続くことさえあります。
地球温暖化による異常気象の現れともいえそうですが、環境破壊を防止するためにも、温室効果ガスを削減できる太陽光発電の普及促進を進めたいところです。
連日の猛暑で太陽がカンカン照りの日が続くと、太陽光発電による発電量がたくさん期待できそうですが、実はそうともいえません。
というのは、太陽電池モジュールは効率的に発電するには25度が適温といわれているのと、発電した電力を家庭で利用できる電力に変換するパワーコンディショナも25度を超えてくると変換効率が弱まるだけでなく、熱さでヒートしないように運転を抑制してしまうことがあるからです。
もっとも、これでは30度を超える暑い夏の日本では、せっかくの太陽光を活かすことが
できません。
そこで、メーカー努力により、高温への耐性が強いシステムも開発されつつあります。
熊谷市で導入を検討する際は、高温耐性も踏まえてメーカーや製品の種類を決めるといいでしょう。
話は変わりますが、かつて20年から30年ほど前までは、公立の小中学校では冷房設備は完備されておらず、夏場は汗をかきながら勉強し、本格的に暑くなる8月は夏休みというのが一般的でした。
しかし、熊谷市のこの暑さでは室内にいても熱中症の虞があるため、公立の小中学校でも順次、冷房を導入しています。
その電力需要をカバーするため、小中学校で体育館を建て替える際には、屋根に太陽光発電システムを導入して節電に努めるとともに、児童や生徒への環境教育に活用されています。
夏場の冷房の必要性は小中学校に限ったことではなく、体力のない高齢者の入居する老人ホーム等でも必須となります。
原発事故に伴う節電要請にまともに応じていては、熱中症で命を奪いかねません。
もっとも、少しでも節電に貢献できるようにするには、節電ではなく、発電によって応えるのがベストだと思います。
そのために、高齢者施設などの屋根や屋上も積極的に活用したいものです。